外壁クラックやタイルの剥がれ落ちる原因は

鉄筋コンクリート造地下１階地上3階建て
の築20年とまだ新しい建物です。

 

数年前にタイルが剥がれ落ちたので、
建物を建てた建設会社と設計士さんに
相談して、
足場を架けて大規模な修繕工事を
されたのとことでした。

ところが、
しっかり直したはずのタイルが
さらに剥がれはじめ、
直下の道路に落ちそうな状態になって
しまったそうなのです。

 

詳しく伺うと、
前回の修理工事の際はすでに
工事保証の期間を過ぎていたため、
新築当時の施工不良にも関わらず、
お客様が自らの費用で工事をされたとの
お話でした。

 

そこで今回、私に相談があったのです。

お話の内容通り、
前回の補修工事の工法が
明らかに間違っていました。

 

私は同様な施工事例での解決策を
ご説明し、なんで設計の建築士さんまで
相談したのに適正な判断が
出来なかったのか？

 

何故でしょう？と質問を受けました。

 

設計の建築士さんは机上の設計はしますが、
現場での施工に関することが全く
わからない方もおられます。

 

それは「建築士」と一言に言っても
専門分野があり

・意匠設計

・構造設計

・計画設計

・施工管理設計

などがあります。

 

おそらくその建築士さんは施工のことが
わからなかったのだと思います。